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コミティア92お疲れさまでした。

諸事情により3時すぎからの参戦となりまして買いにきていただいたところ、席におらず申し訳けありませんでした。

ここに新刊の後書きを公開しておきたいと思います。

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今回も、余裕が足りず、手書きを行うことができませんでした。ここはなんとかしたのですが、未だに通勤経路上でネットがつながらない、大手を振ってオーサリングツールを持って回れない環境等がかさなりこの様な体たらくとなっています。
もちろん、こういった恵まれない環境は自分の未来を予測する努力や段取りをうまく立ち回るというのがベストですが、経験上一番集中ができる状態が通勤の電車の中なのです。そんなダメな状況下でiPadやAndorid端末など次世代の希望の星が出始めており、それに向けたシステムの構築を日々じわじわと開発している次第です。現在のところまだ動く段階に至っておらず、一日でも早いオープンソースでの公開を目指しております。

毎度、中途半端ながら、こうして漫画を描いているのもいずれシステムに移行するまでの技術保持を目的としています。描いていくにつけつくづく思うのは漫画を描くというのは労働集約的と言うか非常に骨が折れる作業であるのかなという所です。今回も台詞を含め、すべて手書きという状態ですが気力が持つ時間の中で枠線、吹き出し、写植は無理です。はい。
 
この状況の一番の問題は現在の経験から推測すると一次元の文字列集合から二次元の漫画のコマ割りへの変換にあります。この辺の法則と言うのはある程度分かっていて、それが漫画の文法だとか言う話になるのですが同時に作者の個性や味であり、厳密なものはなくある程度読者を引きつけ概念を上書きできるだけの量があれば通用するという曖昧なものでもあります。

現在実現可能な範囲で理想的な解としましては、HTMLというかwikiの文法というか、ある程度結果が想像できる一次元の表記体系で二次元を表記していくのがいいのでは画策しております。結局脳味噌の能力からして一度二次元に実際のページ上に展開する必要があるのです。今まではそれを鉛筆で紙に描いて、気に入らなかったら消す、電子化しても画像ファイルに描いて消す。いいんですそのままでも。でも位置変更が発生したときの入れ替えはもとより、ペン入力デバイスの手配、画像エディタの入手、現実的な処理速度、そして何より右手への負担、液晶画面の解像度、これらで非常に分が悪い作業になっているとつくづく感じています。そこで、上記の展開ツールがあれば不満点はある程度解消できるのかなと。キーボードならほぼどのモバイルデバイスでも期待できますし、文字列は表示できます。フルサイズのキーボードは両手が使えます。寝てても文章は書けるんです。

こうしたツールも現在ではwebの技術で実装可能になりました。が、悩ましいがパフォーマンスです。いつでもどこでもを考えるとスマートフォンを利用したHTML5が最右翼の技術だと踏んでいます。しかしjavascriptでは自分が現在使用している漫画用のマシンでも辛い状況です。ようやくFlash並の作業が出来るようになりつつありますが厳しいものがあります。重い処理はクライアント側ではなくajaxなどでサーバ側に肩代わりしてもらうという方法もありますが、日本国内の電波行政を鑑みるとなかなか前途多難です。それ以上に東京の地下鉄が携帯電波網を構内入れないという方針が一番ダメですが。

最終目標は16pの漫画を二本月刊で書けるようになることですね。
描くではなく、書くですが。

まあそんなドリーマー職業プログラマーです。
本当はかわいい女の子を描くつもりが、長文になってしまいました。