GPD Pocketを入手してUbuntu17.10Beta2を入れる。

さあUbuntuで使うぞ!

なぜWindowsじゃないのか?それはLinuxの方が使いやすいからだよ(ニッコリ)

事前準備

まず、BIOSをちゃんとLinux対応版に入れなおす。 そしてコルタナにサヨナラを言う。(何故かWindows10のイメージが販売元?から公開されている)

情報源と対応、その注意点

kapper1224.sblo.jp

ここに書いてあることがほぼ正しいのだが、 問題はそのままUbuntu17.10Beta2を入れると書いてある内容は当てにならない。

そう、バージョンが問題なのである。

kledgeb.blogspot.jp

ここに書いてあるとおり、Ubuntu17.10Beta2からはWaylandで起動する。 これが何が問題かというと、まだ設定画面と設定処理を上手く紐付られていない。設定画面に設定のボタンが表示されないのである。他のコマンドも試すが、何よりGnome前提なので動かない。 なので、設定画面から出来ることが非常に限られている。

  • 画面がローテートしない。

なので、一度、gnome-sessionを入れて、セッションをgnomeに変更する必要がある。 一応、外部ディスプレイを繋げればその設定過程で変更は可能。

ちなみに、USBメモリで起動した段階では音もなるし、画面の向きも変えられるので結構なハマり道ではある。

できたこ

次の点はgnome-sessionを入れた後は最初のページの内容に従えば問題はなかった。

  • Wifi接続
  • スピーカー:画面からは音量操作はできない。
  • 画面輝度:画面からは音量操作はできない。
  • マウス速度:画面からは音量操作はできない。
  • 日本語入力:Windowsキーを使えば切り替えが出来る。
  • スリープ:蓋を閉じてスリープ、蓋を開いて起動、いずれも問題はなくできる。
できてないこと
  • BluetoothLinuxで動く方法がまだ不明のもよう。
  • バッテリ容量の計測:カーネルが対応してないっぽい。
  • ファンの回転:カーネルが対応してないっぽい。

使用感

一日1時間未満なのでバッテリー不足や加熱は問題にはならない。 スーツジャケットの内ポケットにすんなりではないものの入るし、顔を出さない。 が、スマホ3台分の重量は結構重い。

ポインター

TKBのの愛用家としてはポインターは問題はないどころか使いやすい。 ただし、立って使用をするにはやはり片手での利用は難しい。 あとキーボードはいろいろ不可解な配列ではあり、DELとBSのキーが逆なんじゃ。そこが辛い。 正直、両手が使えればタブレットと同じ程度のスペースで立って使えるのはありがたい。 しかし、クリックボタンの手前の淵は邪魔。

速度

流石にAtomZ8750。遅い。 EditorのAtomを起動するのに猛烈に時間がかかる。CPUが上に張り付いて離れない。 起動した後は全てオンメモリになるので問題はおこらない。

(そうなんだ、メモリの容量やモニタの大きさは職場より上だからな)

やはりeMMCは遅い・・・ なのでディスクに速度は2.5inchなHDD並と思ったほうがいい。

画面はそこまで遅くない。

モバイルバッテリに繋いで

5V3Aの電流を取ると事前に噂を訊いてたのでわざわざ新しいバッテリーを用意したが、 実際に計測をすると5V0.5Aしか消費しなかった。 ただ、標準のやつはPDを話すのか12Vを出していた。いつかAnckerのPDを話すバッテリーを試しに買って試してみたい。

とりあえず、現状不具合はないので良い。