プランBlackBentoBox その1

いろいろありまして移住を考えていましたがまあしばらくはこのままで。

何をしたいのか。

  • 直近にモバイルなサーバーを持ち歩きたい
    • なぜ、そう思ったのか
      • クラウドは遠い、送信も何もかもWebサービスは素晴らしいがそれを前提とするのはいかがだろうか・・・
      • 実際に都内でうろうろするとわかるがいつだってネットにつながっていられるとは限らない
      • なのでバッファーが欲しい。レイテンシが重要なのであるので。
  • -

以下作成目標とするマシンをBBBとする。

その為の仕様
  • モバイルなx86マシンを動かしたい。
    • x86であれば自作パーツが使える
      • ARMのようなブートローダーの脱獄という手順も必要ない
      • 上記の場合、失敗のリスクが読めない。失敗すると電気を食う文鎮が出来上がる。
      • ARMのバイナリがどれほどあるのか不明。
      • 一度実用化できればパーツの入手に悩む必要が少ない。
      • 互換性が高いのでパーツは選びたい放題である。
    • パーツは大容量のものを使いたい
      • SSDなら金を積めば240GBもあるぞ、実効転送速度もメモリの半分だ!
      • メモリだって16GBとかも視野に入ってる。
      • CPUも8コアだって夢じゃない。(まあこれは無理なんだけど)
  • 仮想化したい
    • ハードウェアから遊離させておけばハードウェアに問題があっても何とかなるよね。
  • モバイルWifiルーター機能は必要
    • 無線LANでスマフォ→無線→BBB→無線or3G回線→外のネットワークへ
  • 常に使いたい
    • なのでバッテリを持たせたい。
      • 出来れば外出する時間18時間は。
    • しかしバッテリの充電時間は7時間以内にすませたい。
      • 寝ている時間に完了したい
      • しかも充電までの手間は極力排除したい。
  • 手提げ鞄に入ればいいよね
    • なので周りが傷つかず、薄いものがいい。
      • 1U(4.4cm)は厚すぎる。それより薄く。

以上のことを考えた。

で、実行に移したわけだが

http://togetter.com/li/266931

現状:

  1. 連続起動は3時間しかできない。
    1. しかも、充電時は通電できない。使用したモバイルブースターの問題でもある。
      1. Qi対応なので無接点充電はできており問題は少ない。だが充電中は使用できない。
      2. 将来的には外部電源対応をしたい。
    2. 延命方法を勘案中
      1. 一つにはバッテリーを増やす。正直に。問題は追加で16個、これは正直に150gx16個、2.4kgになる。
      2. 起動時間を圧縮する。→ハイバネに落として、起動を行う。これにより、延命を図る。
  2. Atomしか入手できなかった。
    1. Vertex86というやつもあるが、性能が1/10では何もできない。
  3. Wifiルーター
    1. NATモードで実現。bridge化はまあIPアドレスの問題もあるのでやらない。
      1. Intel 6250NのAP化はhostapdを使うことで簡単にできた。
      2. 参考

http://d.hatena.ne.jp/hoge-maru/20110326/1301155960
http://aburagirio.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/wn-wagcbh.html
http://linuxwireless.org/en/users/Documentation/hostapd

      1. unboundでDNSを、dhcpcdはisc-dhcpdでDNSnameサーバー情報も配布

http://emasaka.blog65.fc2.com/blog-entry-493.html
http://kajuhome.com/cooperation_dhcp_bind.shtml

  1. 3G回線についてはできた。
    1. D32HWを使用。
      1. 参考

http://blog.37to.net/2009/01/ubuntuemobiled21lc/
http://osamu-m.org/wiki/wiki.cgi?Linux%3AEmobile%20D41HW%A4%F2%C0%DF%C4%EA%A4%B9%A4%EB

      1. まあそのままつながった。モード変更など不要。ponで運用中。
  1. 仮想化
    1. Atom N2800ということで仮想化支援機能がついていない。
      1. なのでKVMはつかえずXenという選択になった。
      2. Xenのブリッジインターフェイス化に失敗してペンディング
延命策:
  1. WOLを使う。
    1. 問題はLinuxでは無線LAN経由でできるようになるWoWLANの導入は3.1カーネルから。
      1. Ubuntu11.10は3.0、12.04LTSは3.2なのですよ。
  2. 一方メディアコンバーターをつけるという手もある。
    1. 無線LAN コンバータ
      1. まあこの下のようなやつ。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120308_517076.html

      1. こっちが本命:

http://www.planex.co.jp/product/router/mzk-mf300n/spec.shtml

      1. だが入手不能であれば以下

http://www.planex.co.jp/product/wireless/mzk-sc300n2/spec.shtml

      1. さて問題はこいつを24時間動かすにはモバイルブースターで2台必要。まあ1台でも持つかもしれない。
      2. これを使えばWOLをスマフォから投げて起動させることができる。

と言う状況。